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M様邸 縁側下屋腰葺き改修工事②(京都市南区)

M様邸 縁側下屋腰葺き改修工事②(京都市南区)

リノベーション

かつて「銅は一生もの」などと言われていましたが、地球環境の変化による酸性雨の影響もあるのか、瓦との取り合い部の銅板に雫穴の腐食がおき、軒裏への雨漏りの原因となりました。今回、腐食に強いガルバリウム鋼板の一文字はやぶきを採用。色目を緑青色にするかどうか迷ったのですが、建物全体の今の色調や、お施主様の『落ち着いた感じに。』とのご要望から、いぶし色に決定しました。

リノベーション中

リノベーション前

一見、まだまだ大丈夫そうに見える銅板腰葺きですが、雨漏りが。よく見ると瓦も結構ズレてきていました。大屋根改修時の足場を撤去してから、瓦材・土・銅板の撤去をしていきます。軒先を超えるくらい大きくなってきたモミジ、軒先に触れる部分の生育がどうも悪いのは、もしかして、銅の持つ殺菌力で生育に必要なバクテリアに影響があるのかも。
リノベーション中

まずは瓦材、屋根土を撤去、その都度、雨養生シート張りも。続いて銅板撤去に。
リノベーション中

銅板腰葺きの下。雨漏りがあった部分の修理にかかります。
リノベーション中

軒裏、屋根下地をしっかりと修理した後は構造用合板にて構面強化の施工です。
リノベーション中

防水シート(ルーフィングシート)張り施工です。
リノベーション中

先行して、ガルバリウム鋼板いぶしの腰葺き施工です。
リノベーション中

桟木設置をして、瓦工事に入ります。
リノベーション後

日本瓦も葺きあがり、雨樋も掛け替えて、工事の完了です。
株式会社誠住建
〒601-8469
京都府京都市南区唐橋平垣町43

Tel.075-672ー0411

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